戸籍は日本人の身分関係を公証する公正証書であり、人が生まれてから亡くなるまでの身分行為について登録し、証明する書類です。
身分行為というのは、人が生まれ、結婚し、子を産み、離婚し、死ぬ、あるいは結婚しないまま子が生まれた、認知した、養子縁組みをしたなどという事実です。
近代的な制度として設けられたのは、明治四年です。昔の戸籍は、祖父母、甥、姪など家単位で構成されていましたが、法律の改正により、現在は夫婦とその未婚の子で構成されています。