住民票は自分の生活の拠点となるところにおかなければなりませんが、戸籍にはそのような制限はありません。本籍は日本中どこでも地番があれば登録できます。
転籍というのは一度定めた本籍を別の場所に移すことです。理由は必要ありません。
住所を変更するたびに本籍地も変更なさる方がおられるようです。変更するたびに新しい戸籍が編成されます。使っていたノートを新しくする、そんなイメージでしょうか。その際、新しいノートに書き写さなければいけない事項というのが決まっており、出生・認知・養子など8項目です。「離婚」は含まれませんので、その事実を見えにくくするために、管外転籍(現在の戸籍を管轄する市区町村以外の管轄に本籍を移転させること)をする方もいます。