銀行などの金融機関では人の死亡を知ると、その故人名義の口座から入出金できないようにする方法(凍結とかロックと呼ばれています)で預金を守り、正確に相続人へ引き継げるようにします。凍結を解除するためには相続手続きが必要です。
相続手続をするために戸籍を取って金融機関の窓口に提出したが、不足だと言われた、前回も言われて取って来たのに、まだ不足だと言われた・・・ そういう経験はありませんか?
お父さんが亡くなって、子どもが親の戸籍を取るというケースは比較的簡単に思えますが、お父さんが再婚であったり転籍を繰り返していたりすれば、それだけ戸籍が増えますので揃えるのに費用も時間もかかります。亡くなった親御さんが高齢であれば、戦前の戸籍も必要となりますので、分家、隠居もでてきて苦労なさると思います。また、兄妹が相続人となるケースでは、兄妹の父母の出生まで遡り婚姻歴等をみて、異父母兄妹の存否を戸籍で確認しなければなりません。
このように戸籍は相続関係により非常に複雑になりますので、金融機関の担当の方も頭が痛いのが本音です。一つ前の戸籍を取って来てもらってはじめて、その前の戸籍が必要になることが分かる事もあるのです。
亡くなった方の出生から死亡までの戸籍の取り方は→こちら
相続手続のための戸籍収集のお手伝いもしております。出生までの戸籍を集めて相続人を確定し、関係図まで作成いたします。
詳細はお問い合わせ下さい。 (TEL) 03-5971-2773 (メール) office.kuroda@dream.com